今回は、ちょっとたっつぁんには難しいかも…!?
いやいや、成長したたっつぁんならきっと大丈夫!
「購入者視点」とっても大切なお話しです。
それではどうぞ!
竹ちゃんよ、最近「UX」とか「BX」とか、やたら横文字が飛び交っててオレにはさっぱりわかんねぇんだが、実はそこが大事って話しをチラッと聞いたんだよ。しかもBXってのは「UGC」に関わるらしいって言われても、何が何だか…。いったい何のことなんだ?
たっつぁん、いいところに目をつけましたね。UXは「User Experience(ユーザー体験)」の略で、BXは「Buying Experience(購入体験)」を指します。そして、BXを強化するうえで大事なのがUGC、つまり「User Generated Content(ユーザーが作るコンテンツ)」なんです。お客様が自分の意思で書き込むレビューやSNS投稿が、たっつぁんのビジネスを支えてくれるんですよ。
へぇ、オレみてぇな工房でもお客が「この店いいぞ」と口コミを書いてくれたら、それがオレの商売に直接役立つってことか?
その通りです。大企業ほど広告にお金をかけられない中小零細経営者こそ、お客様の生の声、つまりUGCを活用するのが効果的なんですよ。BXとUXを意識して、ユーザ側の視点に戻って仕組みを作る。そのときに重要なのが3つのポイント「レビュー」「タイミング」「プライス」です。
1. レビュー:どこが良かったのか、誰が良かったと言ったのか
まずはレビューです。いくら自分で「うちの商品は最高です!」と言っても、お客様からすると「それ、本当?」となりがちですよね。ところが、実際に商品やサービスを利用した人が「ここが素晴らしかった!」と書いてくれると、一気に信頼度が増します。
なるほどな。オレも実際どこかの店を初めて利用する時は、先に口コミとかレビューを見ちまうことが多いからな。確かに説得力が違ぇ。
そうなんです。それだけじゃなくて「誰が」良かったと言っているかも重要です。例えば、地元の有名な方や同じ業界の人が「この工房は丁寧な仕事をしてくれる」と書いてくれるだけで、たっつぁんのビジネスを知らない人も「じゃあ安心だな」と思いやすい。レビューはまさにUGCの代表例で、BXを高めるための大きな武器になります。
2. タイミング:お客様が欲しくなる瞬間を作る
次にタイミングですが、これもUGCと組み合わせると効果抜群です。お客様が「欲しい!」と思うタイミングを意図的に作り出すことで、購買行動が起こりやすくなるんですよ。
ふーん、タイミングを作り出すってのは、どうやりゃいいんだ?オレ、いっつも思いついた時にブログとかSNSで書いてるだけなんだけど…。
そこがポイントです。たっつぁんの工房にも季節ごとのイベントや、新製品が出る時期、あるいはちょっとしたセールをする時期などがあるはずですよね。そういう時期に合わせて発信したり、あるいはお客様の声をピックアップして「こんなふうに利用されています」と紹介するんです。タイミングを合わせてレビューを提示すると「ちょうど欲しかったところだ!」とお客様が行動を起こしやすくなります。
なるほどな。確かにシーズンや行事に合わせてブログやSNSでアピールすりゃ「今がベストタイミングだ!」って思う客も出てきそうだ。
そうです。中小零細企業は大がかりな広告キャンペーンを打てませんから、ブログやSNSでのコツコツとしたタイミング作りが命になります。ここを意識するだけでも、BX、つまり購入体験はずいぶん変わってきますよ。
3. プライス:ユーザ視点での納得感を作る
最後はプライス、つまり価格ですね。たっつぁんも値段のつけ方には頭を悩まされていると思いますが、お客様に「高い」と思われるか「安い」と思われるかは、結局のところどんな情報とセットで届けられるかに左右されるんです。
そうだよなぁ。職人仕事だから簡単に値下げできねぇし、かといって安っぽくも見られたくねぇ。
そこで、レビューとタイミングが効いてくるわけです。どんなに高そうに見える商品でも、レビューで「実際に使ってみたら、これだけの価値があった」「この価格でこのクオリティはむしろ安い」と言われたら、お客様も納得しやすいですよね。そして「今だからこそ買い時」というタイミングを作れば、迷っていた人も決断しやすくなります。
なるほど。レビューとタイミングで「この価格ならむしろお得だ!」って思わせりゃいいのか。じゃあオレの工房の作業工程や技術をもっとアピールすればいいわけだな。
結論:レビューとタイミングを意識したBXはUGCがカギ。その前提がUX
まとめると、BX(Buying Experience)を良くするためには「レビュー」「タイミング」「プライス」の3つが大事で、中小零細が最初に注力すべきは「レビュー」と「タイミング作り」です。なぜならレビューはUGCの代表格であり、低コストでもお客様の生の声を集められる。タイミング作りは、SNSやブログを使えば大きな予算なしでも工夫できるからです。
確かにレビューをちゃんと集めて、さらに定期的にSNSで発信すりゃ、タイミングをうまく作れるってことだな。あとはプライスをどう伝えるか、ってわけか。
その通りです。そして、そのBX(購入体験)を成り立たせる基盤がUX(ユーザー体験)です。お客様が情報を見つける段階から、実際に購入し、さらにレビューを書くに至るまで、全体的に心地よい体験を提供することが大切なんです。
オレもこれからもっとお客さん目線に立って、レビューやタイミングを意識した仕組みを作ってみるぜ。そんで、値段をちゃんと納得してもらえるように工夫するってことだな。
それがまさに「ユーザ側の視点に戻って仕組み作りをする」ことですよ。中小零細こそレビューやSNS発信を上手く使い、BXとUXの両輪を回していきましょう。たっつぁんの工房がますます盛り上がるように、私も全力でサポートしますよ。
おぉ、ありがとうよ!これならオレにもできそうだ。早速レビューのお願いの仕方から見直してみるぜ!
たっつぁん、理解出来て安心した様子ですね。
やはりプロにアドバイスをもらうのはビジネスの近道!
皆さんもぜひ、ご自身のビジネスの加速に最人最もご活用下さい。